2019年07月18日

コラム「本と大学と図書館と」1回〜8回

1回から8回は,Webサイトに掲載しています。
9回からBlog掲載としました。

-8- バーコードと流通
『バーコードへの挑戦:浅野恭右とその時代』(橋本健午 日本経済評論社 1998)

-7- パンの哲学
『トラスパレンテのパン哲学: 人気店のこだわりレシピと店づくり』(森直史 誠文堂新光社  2018 2400円+税)

-6- FGI
長谷川豊祐. フォーカス・グループ・インタビューは利用要求を解明する. 現代の図書館. 2010, 48(2), p.78-88. http://toyohiro.org/BookUnivLib/fgi.pdf 

-5- 本を買う
『本屋稼業』(波多野聖著 角川春樹事務所 2016)

-4- 情報リテラシー
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』(新井紀子 東洋経済新報社 2018.2)

-3- 引用分析とGoogle
『ノーベル賞への後ろめたい道 』(カール・ジェラッシ 講談社 2001)

-2- 業務分析
『大学図書館の業務分析』(全国国立大学図書館長会議編 1968 日本図書館協会)

-1- 四六答申
『教育改革のための基本的施策:今後における学校教育の総合的な拡充整備のための基本的施策について』(中央教育審議会答申 1971 194p)

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2019年07月14日

本と大学と図書館と-9- 成果としての教室

本の紹介を交えて,大学と図書館と学生・教職員に,話題を広げます。
高等教育問題研究会・FMICS (フミックス) 会誌「BIG EGG」に連載

 住民として地域に暮らし,職業として教育に関わり続けていると,何を今更なことを考え,悩みます。高等教育とは何?図書館とは何?その成果は何???考えるほど,答えは逃げていきます。
 そんな時に観る映画が『幸せの教室』(2011年 99分 原題:LARRY CROWNE)です。トム・ハンクス(学生役)は,学歴がないことを理由に,勤めていたスーパーマーケットを突然解雇され,コミュニティ・カレッジに入学し,ジュリア・ロバーツ(教師役)の「S217(非公式の意見術)」を履修します。最初は,海軍での20年の厨房担当の経験を活かして,フレンチトーストのつくり方をスピーチしますが,73点の評価です。何回かの授業を経て,修了試験のスピーチでは「ジオグラフィ・ショー」(地理のお話)を,「ジョージ・バーナード・ショー」に繋げてA+の成績になります。
 軍艦で廻った世界の海を紹介し,ショーの格言「愚か者の脳みそは哲学を愚行へ,科学を俗説へ,芸術を衒学へと要約する。ゆえに大学教育がある」を導き,「ショーもスピーチ217(非公式の意見術)のような講義を大学で学んだのだろう」と教師を持ち上げ,臨席した学生部長とクラスの大喝采を受け,教師の心も射止めます。
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 冒頭,ガレージセールの隣人が,無料の大学パンフレットを売りつけようとします。その内容を見て入学に踏み切ります。そして,キャンパスに入ると,学生部長が話しかけてきます。スピーチ217では「人生が変わる」,「乾杯の挨拶から就職面接までの円滑な話法」と薦めます。クラスが10名にならないと開講されないらしく,あまり人気のない授業をプッシュします。どうやら,部長は,ジュリア・ロバーツに好意を抱いているようで,先生のサポートもしています。更に,部長の趣味である太極拳のサークルにも誘い,学生想いの熱心な管理職が印象的です。
 ECON1(経済学)の履修からは,不良債権化した自宅も処分し,クラスメートとバイク仲間になり,生活もファッションも一変します。
 自分も社会人大学院に通い,通信教育夜間スクーリングで幅広い年代の学生を教えつつ一緒に学んでいます。自分がトム・ハンクスとジュリア・ロバーツに重なる部分を実感する映画です。
 東欧人トム・ハンクスが,ジャズ演奏者のサインをもらいに米国を訪れて空港で足止めされ,そこで働く人たちとの交流が描かれる『ターミナル』(2004年 129分)も,ほっとする内容です。本と大学と図書館というテーマでは,『幸せの教室』が,大いにピッタリです。
長谷川 豊祐(はせがわ とよひろ)
(図書館笑顔プロジェクト/元鶴見大学図書館)
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タグ:大学 図書館
posted by toyohiro at 10:05| Comment(0) | 日記

2017年01月08日

Blog新設

サイト移転に伴いBlogを新設しました。
posted by toyohiro at 20:45| Comment(0) | 日記